不倫は「苦しみ」を覚悟で
今回は、「道ならぬ恋」についてお話しましょう。
一度その恋にはまると燃え上がってしまい、気付いたときは泥沼の中
というパターンが多いんですが、たいてい不倫している女性側から相談を受けます。
これまでの相談の中には、不倫に20代の青春を全て費やしたという女性もいました。
「かれの本当の気持ちが知りたい」
「私と結婚してくれるの?」
「私とは体だけの関係なの?」「遊び?本気?」
自分が愛されているのかどうか不安でしょうがない
心の安定が得られず、病んでしまった人もいます。
どの人も本当に苦しみ「どうしたらいいかわからない」
と相談にやってきます。
でもね、自分からその相手を選んだんです。
既婚者と知っていながらそういう関係に入ったんです。
そういう環境の相手を選んで、そういう環境での恋愛を了承したということですね。
つまり、自ら「不倫相手」になったわけです。
自分が「不倫相手」になったということは、裁判で慰謝料請求されてもかまわないということです。
ところが、現実に自分がどういう位置にいるのかということがわかっていない人が多い。
恋愛というものは、通常の恋愛でも苦しみはつきものです。
まして、「不倫」ですから、倍以上の苦しみがきます。
それ相応の覚悟が必要ですね。
自分の行為が、見ず知らずの相手の家族を不幸にしているということ
子どもがいる場合は、その子の将来まで傷つけているということ
そのことを常に肝に銘じて、本気なら、とことん苦しんでください。
でも、普通に幸せになりたいのなら、早く切り上げましょう。
体の関係は長くなれば執着が強くなります。
特に女性は結婚したくなるんですよ。
女性の体はそういうふうにできているんです。
こんな苦しみはあなたにとって意味がありますか?
なぜ、わざわざ不幸になる道を選んでいるのでしょうか?
自分の人生の選択権、決定権は
常に自分自身にあります。
苦しむのもあなたの人生です。
この人生を行くと決めたら
苦しみを覚悟していきましょう。
あなたの人生と、傷付けてしまう人の人生に、責任をとって生きていってください。