「運命の人」なら迷わない
「どっちの男性が運命の人ですか?」
「今付き合っている人と元彼とではどっちが運命の人ですか?」
という質問を受けたことがあります。
今の彼は優しいし収入もあるし、結婚するならこの人がいいんじゃないかと思っているらしいんです。
でも、元彼とも、連絡したり、たまに会ったりしているとのこと。
今付きあっている人がいるにもかかわらず、元彼とも恋人とほとんど変わらない感じでいるというのです。
なぜ元彼とも会ったりしているのかと聞くと
なかなか離れられないんだそうです。
なかなか離れられないから「運命の人」かもしれないと思ったんだそうです。
「なかなか離れられない」というのは縁が深いから?
「離れられない縁」というのはどんな縁でしょうか?
それは、物理的に会えそうにないくらい離れたのに
絶対会うはずのない場所で出会ってしまったというような場合に言えます。
別れたのに連絡して会ったりするというのは「離れられない縁」ではありません。
それは、単なる執着です。
別れたことで相手に執着しているだけのことです。
別れというのは、どんな別れも寂しいものです。
付き合っていた時のいい思い出があるとなかなか忘れられません。
誰だってすぐに気持ちを切り替えるなんてできませんよ。
相手のことが気になってつい連絡してみたくなるんです。
連絡してみたら相手も似たような感じだったから、そのまま続けてきてしまったというのはよくあります。
お互いの寂しさが「執着」になってしまったんです。
「執着」を「運命」と勘違いしてはいけません。
二股かけているような状況では「運命の人」と出会える位置にはいません
本気で縁の深さを確かめたかったら、しっかり離れてみてください。
距離を置くと、ふたりの縁がどういう縁なのか見えてきますよ。
自分のことも相手のこともよく見えてきます。
それから、全く違うものが見えてきたりもするんですよ。
「運命の人」なら迷いません。
迷っているということは確信がないということです。
あなた自身、確信が持てない相手は「運命の人」ではありません。