愛することについて・尽くしすぎに注意!!
「愛する」と言ってもいろいろあります。
尽すだけが「愛」ではありません。
かわいがるだけが「愛」ではありません。
それは、恋愛関係にある場合でも言えることです。
恋愛関係でも、時と場合によっては、
「突き放す」ことも
「距離をおく」ことも
「断ち切る」ことも「愛する」ことです。
そういう愛し方が、お互いを成長させる場合もあるんです。
恋人同士であっても、人生は別々です。
相手に振り回されたり、相手に依存したりと、
相手を中心に自分の人生を生きてはいけませんよ。
「突き放す」「距離を置く」「断ち切る」ことも「愛する」うちに入っています。
相手に対して、きっちりとあなたのあり方を示したいときに、こういう愛し方が必要です。
たとえば、
優柔不断な男性には突き放して、距離をおいてみることをおすすめします。
肝腎なことを決められないような男性は、責任感が足りない夢見る少年のままなんです。そんな男性に合わせていてはあなたの時間がもったいないですよ。
子供のように何でも欲しがる男性を甘やかしてはいけません。
それなりの努力をしなければ、そう簡単には手に入らないということを教えてあげてください。
子どもがまだ宿題を終わらせてもいないのにおやつをあげるような中途半端な段階で、男性にご褒美のご馳走をしてはいけません。
そこでご馳走を食べてしまうとこれでいいんだと思ってどんどん要求してきます。彼は「甘やかされた坊や」のままになってしまいます。
女性は、ときには母のように男性を育てる「愛」も必要です。
男性の顔色を伺って合わせたり尽くしすぎたりして、「ダメンズ」を育成してはいけません。
女性側が、嫌われるんじゃないかとビクビクして付き合っていたら、いつまでたっても男性は「甘えん坊」のままですよ。
これで結婚して子どもでも生まれたら、「大きな甘えん坊のボクちゃん」と「本当の赤ちゃん」とどちらの世話もしなければならなくなります。
と~んでもないストレスになりますよ。
だからね、付き合っている段階から「尽くす」「かわいがる」だけじゃなくて
「突き放す」「距離を置く」「断ち切る」も入れて愛し合ってください。
これは男女関係なく言えることですが、
ただ、相手の要求を受け入れるだけでは、「言いなり」になってしまいます。
それは「主従関係」であり「恋愛」ではありません。
「恋愛」はお互いの要求を出し合い、お互いに相手のために尽くしあう関係です。
そして、ときにはお互いの成長のために
「突き放す」「距離を置く」「断ち切る」
という「愛」も必要だということを心に留めておいてくださいね。