恋愛相手の「バランスの法則」
「運命の人だ!」と、勘違いしてしまうあなたへ
今日は、恋愛相手を選ぶときの典型的なパターンについてお話しましょう。
これは、当の本人は全く気付かないことが殆どです。
支配型ですご~く束縛の強い人と付き合って傷つき別れた場合
次の相手はとてつもなく草食系の優柔不断な人になります。
とってもしっかりした気の強い女性と付き合って傷つき別れた場合
次の相手はすご~い依存体質の女性になります。
お酒やギャンブル好きの人との嫌~な思い出が多いと、「それだけは嫌!」と強く思います。
そのためその部分だけに意識が集中しますから、その部分だけは条件を満たす人を選びます。
でも、それ以外はあまり気にしないため、それ以外の部分は「なんでこの人?」と周りが引くほどハズレの人を選びがちです。
以前にDVなどで苦しんだ人は「とにかく優しい人がいい!」と切望するので、本当に誰にでも優しい、つまり浮気症の相手を選びがちです。
極端なものは極端なものを引き寄せます。
傷ついた場合は、その反作用で真逆の極端な相手を引き寄せます。
これは、相反するもので相殺して自分のバランスを取り戻すための無意識な感覚です。
その相手は、以前の相手と真逆のタイプの人なので、以前の付き合いで傷ついてしまった部分を癒してくれます。
それで、そのときは「ああこの人こそ自分の運命の人だ!」と思うんです。
でも、それはとんでもない勘違いですよ。
ただ単に「以前の相手とは違う」というだけのことなんです。
以前の相手から受けた傷をいやすための相手なので、傷を癒し終えると途端に目が覚めます。
そうすると、今度は相手の欠点が目につくようになります。
「こんな人とは思わなかった!」
「こんなはずではなかった!」
と、結局、上手くいかず数か月でダメになってしまうことが多いです。
失恋の後のすぐの出会いには特に注意が必要です。
出会ってもすぐに深入りしないように気を付けましょう。
失恋はかなり痛手を負っているので、そこを狙って付け込んでくる輩もいます。
誰かに話を聞いてもらいたい
誰かに慰めてもらいたい
誰かにやさしくしてもらいたい
そんなふうに弱っているときは、どうしたって相手を見る目も弱くなります。
チョットやさしく声をかけられただけでも嬉しくなりますよね。
だから、求められるままにすぐ深い関係になることを了承してしまいがちです。
自分が弱っているときは静かに休んだ方がいいんです。
傷をゆっくりと癒す時間が必要です。
だから、恋愛も休憩したほうがいいんですよ。
寂しいのも辛いのもわかります。
でも、そこはぐっとこらえてください。
傷を癒す時間を大切にして自分でバランスをとっていきましょう。
自分自身を成長させるための充電期間にしてくださいね。
そうしてバランスがとれてくると、もっといい相手が巡ってきます。
だから心配しなくても大丈夫ですよ!