結婚したいなら「いい縁」を引き寄せる
「縁がない」のはなぜ?
結婚したいと思っているのに「なかなか縁がない」という場合
いいなと思う人がいて、その人と出来れば結婚までたどり着きたいという気持ちがあるんですよね。
でも
「付き合っても結婚までいかない」
「そもそも付きあうまでいかない」
というようなことで「縁がない」と嘆きます。
あるとき、そんな感じの男性にどんな人がいいのか聞きました。
疲れているときとか辛いときとかそばにいて支えてくれる人
いつもおいしい料理を作ってくれる人
いつも笑顔で楽しい人
束縛しない人
と、いろいろ条件をあげてきました。
そこで今度は、あなたは相手のためになにをしてあげられる?と聞いたら
「あ、え~と・・・。なにができるかなあ、あまり自信ないんで・・・」
という答えが返ってきました。
こうしてほしいああしてほしいという
相手に対する要求はいっぱいある。
自分の思うとおりになってほしい感じがプンプン匂います。
でも、相手を喜ばせたいというのが見えてこないんです。
自分が満たされることが一番で、そのために相手を求めている
極端な言い方をすれば、相手は自分を満たすためだけになっています。
「相手も自分と同じ生身の人間で、その人の考えや感情がある」ということ
「対等なんだ」ということを忘れているんじゃないかな?
こういうのって、当り障りのない関わりの中ではなかなか見えてきません。
でも、ちょっと関わりが増えてくるとチョコチョコ顔を出してきます。
「アレッ!?この人自分のことばっかりだな・・・」とか
「なんか見下されてる感じがするんだけど・・・」とか
感じるようになると大抵の人は離れていきます。
だから、結果として「縁がない」状況になるんです。
もし、「いいなと思っている人となかなか縁がない」と感じているなら
普段の生活の中でも
自分の要求だらけになっていないだろうか?
自分と関わる人を喜ばせようと思っているだろうか?
相手のことを尊重しているだろうか?
ちょっと振り返ってみてください。
「不幸になる縁」がある
自分の要求が異常に高い人は〇〇ハラ傾向にあると考えられます。このところ話題に上がることが多いですよね。こういう〇〇ハラな人を選んじゃって結婚する人もいます。
誰しも不幸になる結婚をわざわざ選ぶはずがないですよね。
でも、いい縁じゃなくても結婚することもあります。
そういう縁を結びやすい位置にいると、その縁で結婚するってことがあるんですよ。
たとえば
・とにかくなんとしてでも結婚にたどり着きたいと焦っている人
お見合いしてちょっと食事したくらいだと、〇〇ハラの人をしっかりした考えを持っていそうと思っちゃうんですよね。
・自分で考えるのが苦手で人から言われて動くことに慣れている人
相手の細かな要求に応えられるんで、最初は苦痛じゃないんです。むしろ尽くしてる自分に喜びを感じたりするんです。
・自分に自信がなくて人の顔色に左右されやすい人
相手が機嫌がいいと自分もいいという相手基準なんで、自分を犠牲にすることに不感症になっています。
もし結婚を意識しているなら
今の自分がどんな縁を引き寄せるのか見直してみましょう。
望まない縁は断ち切る
初めはいい感じの人だと思って付き合いだしたけど、不安に思うことが出てきたりします。
たとえば
・頼りがいのある人だと思っていたんだけど、何でも一人で決めてしまって全然こちらの考えを聞いてくれない
・優秀な人であることは確かだけど、こちらが言うことにはいつも難癖をつけて、自分の言うことが一番正しいと主張する
・普段は優しくて穏やかなのに、ちょっとでも自分が否定されると激昂してなかなかおさまらない
・自分の思うとおりになっていないと思い通りになるまでグチグチうるさい
・なんでも否定的に捉えて、こちらのやることなすことも否定してくる
こんなことでいい関係を築いていけるかな?
こりゃダメだなと思ったら、その縁はサッサと断ち切りましょう。
でも、高収入だしなあ
親の顔をつぶしたくないなあ
自分が頑張ればなんとかなるかも・・・
などと迷って、決断を引き延ばしてしまうといい縁を遠ざけます。
いい縁とは「この人となら、ふたりで幸せを育んでいける」と思える縁です。
結婚したいなら、「いい縁」を選んでください。